高級オレフィン事業部は、シェルグループから高級オレフィン及びその誘導体を輸入販売することを主体として営業をしています。
シェルグループは1940年代に高級オレフィン及びその誘導体の市場に進出して以来、数々の実績を蓄積してきています。特にシェルグループが開発した高級オレフィン及び合成アルコールの製造技術(シェル・ハイアー・オレフィン・プロセス(SHOP)、シェル・ハイドロ・フォルミレーション(SHF)等、関連する技術には需要先からの信頼も厚く、その製品は洗剤、界面活性剤、潤滑油添加剤など幅広い用途に使用されています。
また、シェル法によるアルコールを主原料とした高性能可塑剤を塩化ビニール樹脂業界に供給していますが、その優れた耐寒・耐候特性は業界から高い評価を受けています。さらに、SHOPより製造される高級オレフィンは、LLDPE用コモノマーや高級合成潤滑油PAOなどにも多く使われ、さまざまな用途開発がなされています。